名無しボウズ的アニメ徒然

Twitterで書いたアニメの感想を貼っています。

はねバド!

はねバド! 第13話 あの白帯のむこうに

はねバド最終回見た。冒頭から作画と演出の力を見せつける。極力セリフを排除した試合。息遣いとテロップと情景描写のスタイリッシュさ。上手下手を意識した演出。ああ、アニメって凄いな、面白いな、と思うAパート。この時点で1クールだったけど見続けて大…

はねバド! 第12話 足を前に出しなさいよ!

はねバド見た。劣勢に次第に険しくなる表情の綾乃。もうそこには女子高生の等身大の姿がない。キャラデザから逸脱しているかもしれないが、その表情は彼女の感情を雄弁に物語る。これこそが作画の力。今回も作劇に唸る。オーラスは出崎統さんのような演出で…

はねバド! 第11話 バドミントンが好きだから

はねバド見た。なぎさ対綾乃の決勝戦、またそれに至るまで。結局鍵になるのはバドミントンに対する姿勢。色々ひっくるめて腹を括った感のあるなぎさ、そこに迷いはない。一方の綾乃はバドミントンへの姿勢がやはりブレている。母親を見返すためのものでしか…

はねバド! 第10話 バックハンドの握りはこう

はねバド見た。綾乃となぎさのバチバチは一旦置いといて3年男子勢の大会の模様。葉山への海老名の好意ってどうなんんだろうと思ってたら、彼そのものというよりも、彼が執念を持っていたバドミントンへの想いに惹かれていたという結論で、ある意味では拍子抜…

はねバド! 第9話 なりたいのは〝友達〟じゃない

はねバド見た。コニー再登場。何をしに来たかと思ったら、綾乃と母親と一緒に暮らしたいと伝えるため。リュックとキーホルダーの辺りのすれ違いが切ないと思ったら、結局綾乃からの拒絶。どうしてここまで拗らせてしまったのか。綾乃の闇がキツイ。そして母…

はねバド! 第8話 私のやりたいバドミントン

はねバド見た。勝利を求める気持ちのそれぞれ。何故勝たねばならぬのか。そして勝つためにすることは。本当に勝つということは必要なのか。綾乃、なぎさ、望、それぞれの持つ心の揺れ動きが対比的にも描かれる。勝利至上主義のもたらす弊害はここ最近の現実…

はねバド! 第7話 あんな子、瞬殺してみせる

はねバド見た。努力の天才を超えていく魔王綾乃。勿論綾乃の方には母親絡みの怨念にも似た気持ちを薫子に持っているから、勝負に冷酷になるのは分かるし、その恐るべき実力を遺憾なく発揮するの当然。しかし、ドラマツルギーとして薫子のような努力型が主人…

はねバド! 第6話 最後の夏なんだもん!

はねバド見た。理子の最後の試合。相手は実力者、しかも知り合いという状況の中での全力。劣勢から挽回すれど敗北。でもバドミントンは楽しかったし、一生懸命にやったからこそ負けて泣く。競技だから勝者も敗者も出るのはしょうがないけど、この涙の輝きこ…

はねバド! 第5話 一人じゃないよ

はねバド見た。コニー戦後半戦。綾乃、コニーそれぞれの過去が母親を巡り交錯する。しかし過去に囚われて現在を見ていないのは二人共そうで、単に現時点でどっちが母親に近いかだけでしかない。折角綾乃が仲間になれたと思ったら結局闇落ちモードだもんなぁ…

はねバド! 第4話 私も今、迷子なんだ

はねバド見た。合宿に来てみたらインターハイ強豪校が来ていて試合をすることに。試合前からコニーが例の母親が入れ込んだ子だということは客観的には分かっていたけども、綾乃にとってみてはそんな人がいるとは思ってないから流れとしては納得。冒頭の髪型…

はねバド! 第3話 アイツは完璧だった

はねバド見た。今度は綾乃の復活話。こちらも根底にはバドミントンが好きという気持ちがあって、やはりその好きな気持ちを思い出すための物語。ずっと一緒にいたエレナの姿が印象的。親友であり続けることの凄さ。腐れ縁もここまで来ると本物だ。過去と現在…

はねバド! 第2話 運動の後の肉は格別ッス!

はねバド見た。なぎさのスランプ解消回。自分のスマッシュ、自分の執着。執着は好きの裏返し。好きだから出来ないと忸怩たる思いに至る。その結果自分しか見えなくなって他人にキツく当たってしまうというのも頷ける話。特にバドミントンは個人競技でもある…

はねバド! 第1話 スッゴい才能!

はねバド!見た。good!アフタヌーン連載作品のアニメ化。諦めた天才と天才に打ちのめされた敗北者とが再び出会う。お互い何故バドミントンをやっているのか、という自問自答をしている冒頭、バドミントンの作画と無駄なモノローグを入れない洗練さが際立つ。…