フルーツバスケット
フルバ見た。由希が透との帽子の縁で自信を持った。これで透には彼と夾という二人の騎士が生まれた訳だけど、慊人に対して彼女を守れるのかどうか。各人の透への優しさがストレートに描かれる分、慊人へのヘイトが溜まる演出は見事。問題は依鈴と紅野という…
フルバ見た。透の母親の話で躊躇する前半。そんな時に側にいる夾の心強さ。彼も母を失っている共通項はあるのだけど、そういうことで捻くれた物言いはしない。彼女の側に彼がいて良かったと心から。スイカ割りのエピソードがコミカル寄りなのも、後半とのギ…
フルバ見た。別荘回。透の水着姿が彼女らしいワンピースで可愛い。はしゃぐ前半の彼女が、燈路の一言でトラウマを呼び起こされて気落ちする、というテンションの乱高下も印象的。そして今回は各人がそれぞれの過去と現在の付き合い方が不器用だと思った次第…
フルバ見た。紅野登場回。魚ちゃんが惚れちゃうのは危険信号な草摩家の人間だけど、どうなっていくのか。魚ちゃんとの遣り取りの明るさと、最後の慊人との遣り取りに潜む仄暗さとにギャップがあって良かったです。梅原さん上手さでもあるか。前半はギャグな…
フルバ見た。男女関係なり十二支なり、理由は重層的に絡んではいるのだけど、それぞれの距離感の掴み方の難しさで悩んでいた今回。そういう部分に青春を感じました。大人になると適度な距離を自然に測ってしまうものですしね。それ故に大胆に距離を縮めるの…
フルバ見た。好きの反対は無関心だとはよく言うけども、綾女が最初に由希に取った態度がそれ。その分の後悔も含めての今があるから、ある種の照れ臭さも含めて過剰に由希に接しているのでしょう。弟もだけど兄も生き方が不器用だ。だから微笑ましいとも言え…
フルバ見た。若者は漠然とした不安に悩むけど、大人はその解決法を知っているし、それを教えるのが大人の役割でもある。一つ一つ身近なところから解決していくというのは、言ってみたら問題の先送りではあるんだけど、時間が解決してくれるということも確か…
フルバ見た。2期目スタート。素子の由希への想いが拗れすぎてサイコパスになるかと思いきや、一歩踏みとどまるのは由希が根底にあるからか。ここで透と敵対すると結局由希に嫌われる未来しかない訳ですし。むしろ展開として彼の柔らかさが透由来だと見抜く彼…
フルバ最終回見た。最終回と言っても最初から1stって言っているから続編は決まっているのですが。夾と師匠の関係の再構築が心地良い。やはり素直になることは大切だ。これまたしっかりと向き合う物語。それは多分誰もが一緒で、故に全員何かしらと戦っている…
フルバ見た。夾の正体、そしてそれを見ても受け入れる透。夾の母親は全てを受け入れた訳ではなかった。インサートされる日々の数珠を確認するシーンと夾のモノローグが印象的。幼心でも真意は分かってしまうものなのだ、いや子供だからこそ大人の嘘は見抜い…
フルバ見た。透の風邪から夾メインの物語へのシフトがスムーズで上手い。十二支から外れている彼の現在地を深堀りするために、このタイミングで師匠が登場するのも良い流れです。感情演出としての信号の使い方も印象的でした。それにしても今回も夾のツンデ…
フルバ見た。ああいうイジメをする奴なんて碌な人間ではないから死んでも別にいいとは思うけど、それでも我慢をするんだから本質的には花島さんは良い人。だから人間の本質を見る透やありさとは馬が合う。ここでは彼女の過去を通して透の不変性を描く意味も…
フルバ見た。人を呪わば穴二つ。結局由希ファンクラブがやってることはそういうことで、自縄自縛になっているだけなのよ。そういう無意識的な透への引け目があるから見透かされてるから、それを電波とか呪いとかそういう言葉で言い換えられてるだけ。こうい…
フルバ見た。燈路登場。彼の毒舌や行動にイライラさせられることも多々あるけども、それも子供であるが故のもどかしさから来るものでもあり。現状の自分が分かっているからこそ。そんな彼にも結果信じて優しい言葉を掛ける透は女神。燈路と杞紗の未来が良き…
フルバ見た。利津登場。今回も透が全肯定して心を助ける話。ワンパターンではあるものの、透だから言える言葉なのでスーッと胸に入ってきます。物語としても演出としても上手い。今回はテンション高めの絵作りもあって、ギャグパートがとても良かったです。…
フルバ見た。杞紗登場回。透の存在の重要性を再認識。彼女は「許す」存在なんですよね。全肯定。神様というよりも仏様に近いというか。その対比としての慊人。その意味では苛烈な神なのです。しかし透の言葉で杞紗だけでなく彼女の母親も救われるというのも…
フルバ見た。うおちゃん過去回後編。透の友達としていられるように、不良を辞めるという決意が描かれる。人ってのは日常に流されるのが楽であるし、現状維持を望む生き物。だから変わることを決意することが難しい。でも間違いなく良くないことを是とした生…
フルバ見た。うおちゃん若気の至りの話。更生前の荒れていた彼女、崇拝していた今日子の変わりようを見て幻滅するのだけど、そんな彼女がどうして変わることが出来たのか。やはり透の存在が鍵なんだろうけど、その過程の物語をどう描くか楽しみ。そしてうお…
フルバ見た。猫とネズミだからじゃないけど、夾と由希の関係がまるでトムとジェリー。仲良く喧嘩しな。透が鎹というか緩衝材というか、緩やかな三角関係を成立している鍵だけど、そのバランスが壊れる所にドラマが生まれる。あの思い出の帽子についてどのタ…
フルバ見た。透と紅葉とそれぞれで見せる母親へのアプローチ。亡くなった者、そして記憶を失った者。忘れていい思い出なんてないのだ、という言葉の強さに胸を打たれる。天真爛漫な紅葉だからこそ、彼の持つ辛さが更に伝わります。変身するのを分かっていて…
フルバ見た。綾女登場回。前回が最後に救いはあったけど基本シリアス要素が強かったから、今回のようなコメディ・リリーフである綾女の存在は有難いし、物語としても緩急がついて良いですね。基本的にアホ話しかしない綾女だけど、由希への想いはしっかりあ…
フルバ見た。前半の生徒会長との遣り取りがギャグなので、後半の慊人との遣り取りが更にシリアスになるという緩急の付け方がお約束の演出とはいえ上手い。坂本真綾さんの演技も淡々とした怖さがあって素晴らしいし、その演技も納得のいく作劇であるのも丁寧…
フルバ見た。由希のことを透は「由希君」って呼んでるんだけど、どのタイミングでこの呼称を受け入れたんだっけ?名前呼びされて変身までしたぐらいに照れていたのに。それはともかく、前半のバカな旅人の話はどう考えても笑い話全集には入らない類のもの。…
フルバ見た。透の純粋さ、紫呉の不純さ。でも紫呉には己の目的があって、そのためには何でも利用するのだという覚悟が見て取れる。それは慊人を救うことなのか、呪いを解くことなのか。彼の真の思惑は明示されないのでやきもきはするけども、少なくとも透の…
フルバ見た。由希が風邪を引くこと、潑春のブラック化が印象的な今回。潑春がこういうキャラだったということをすっかり忘れてたけど、ブラック潑春という単語には懐かしい響きが。年下設定というのも忘れてたし、色々と忘れてることが多すぎる。だから新鮮…
フルバ見た。初めて透が一人で過ごす大晦日。平気な顔をしていたけども、やっぱり感傷的になるもの。彼女を案じて由希も夾も戻ってきて正解。でも透の言う通り家族と共に過ごしている花ちゃんは、二人は焚き付けておいて自分は行かないのは矛盾してないか?…
フルバ見た。はとりが何故透を草摩家から離そうとするのか、その理由が彼の過去から伺える話。前半に紅葉に内容を説明させて、同じことをもう一度はとり視点で描く方法論は二度手間的で疑問符はあるものの、はとりが自身の過去を語らないだろうし、透も状況…
フルバ見た。文化祭とお泊まり会。はとり初登場だったり紅葉再登場だったり。草摩家の大人組が登場してくるということは、慊人絡みの話が増えてくるということでもあるのですが。今回は透の大事にしていた帽子の秘密も明かされたことはエポックメイキング。…
フルバ見た。健気な透だからこそたまの我儘も言って許されるし、弱音を吐いても良い時がある。今作のタイトルの意味も含めて不器用だけど真っ直ぐな彼女だからこそ描けた今回。下衆いことを考える奴が警察官を目指す闇。最後まで酷いことをしたと自覚がない…
フルバ見た。猪突猛進ガール楽羅の面目躍如。まさにイノシシ。夾への愛情がストレート過ぎてやり過ぎる部分もあるけど、基本的に善意の塊だから怒るに怒れないジレンマ。但し本当に力という話を除いては。何故十二支に猫がいるのか。その辺りも含めて今後の…