名無しボウズ的アニメ徒然

Twitterで書いたアニメの感想を貼っています。

恋は雨上がりのように

恋は雨上がりのように 第12話 つゆのあとさき

恋は雨上がりのように最終回見た。別に店長とあきらが付き合う訳でもなかったけども、お互いがそれぞれ原点を思い出して進み始める、という展開は一服の清涼剤のようでした。恋愛とかそういう所を超えた同士という関係と言うべきか。それぞれが青春してて輝…

恋は雨上がりのように 第11話 叢雨

恋は雨上がりのように見た。青春の有り様とは。走ることを諦めて動けないあきら、未練ではなく執着で再び小説を書き始める店長。どちらが現在進行形の青春を生きているのか。夢を諦めないことが青春の異名ならば、店長はまさに青春真っ只中ではないか。ちひ…

恋は雨上がりのように 第10話 白雨

恋は雨上がりのように見た。1話の構成が完璧過ぎて堪らない。古本市でのデート、友達関係のギクシャク、自身の過去、お互いの諦め切れない想い。この積み重ねの後に事務室での会話が行われる見事さ。燕の比喩も効いているし、店長とあきらの関係性が変化した…

恋は雨上がりのように 第9話 愁雨

恋は雨上がりのように見た。一緒にお祭りに行くのは珍しいと思ったらやっぱり擦れ違い。過去と現在とで変わっていくのは当たり前だけど、青春現在進行形だとその変化に恐怖を抱くのも頷ける話。それが嫉妬という言葉でも表現出来る。そんな喧嘩した話の一方…

恋は雨上がりのように 第8話 静雨

恋は雨上がりのように見た。あきらに出来たニキビと羅生門の話が合わさり青春を意識させる話作り。その対比としての枯れた店長の姿。しかし最後にその青春の象徴であるニキビが店長にも出来たことで、彼の諦観はまだ早いと示す展開は上手い。画面的にはニキ…

恋は雨上がりのように 第7話 迅雨

恋は雨上がりのように見た。店長の「俺の何を知っているの?」という言葉があきらに重く伸し掛かる。でもここで諦め切れないのが青春の特権であるし、実際に店長の家にまで押し掛けてしまうのも青春。発熱ということもあるけども、そんな彼女の行動力、そし…

恋は雨上がりのように 第6話 沙雨

恋は雨上がりのように見た。あきらが部活を辞めたことで距離を感じるはるか。それはお互い思っているところだけど、それを台詞ではなくて情景描写として描く上手さ。二人それぞれが知らない顔を見るというシーンはお約束だけど丁寧。そしてガチャガチャで交…

恋は雨上がりのように 第5話 香雨

恋は雨上がりのように見た。息子襲来からの店長自宅訪問。中年の一人暮らしの部屋の寂しさは冷蔵庫の中を見ても分かる。でもそこには夢もあって、純文学が好きで自分も書こうとしている姿がありました。店長のまた違う一面を見たあきら。故にもっとあなたを…

恋は雨上がりのように 第4話 漫ろ雨

恋は雨上がりのように見た。加瀬の毒牙があきらに迫る。冒頭から目線だったり妄想だったりで基本セックスしか頭にないチャラい男という印象を与えるからこそ、後半の店長の無害さが際立つ。更に構図を対比的に見せることで同じ場面なのに全く違う光景が描か…

恋は雨上がりのように 第3話 雨雫

恋は雨上がりのように見た。前半があきら視点の物語ならば後半が店長視点の物語。それはモノローグの使い方を見ても分かる。こういうメリハリの効いた構成ならば視点のブレがない。前半はやはりあきらの告白が本物であることを示す部分の説得力。大雨の中で…

恋は雨上がりのように 第2話 青葉雨

恋は雨上がりのように見た。怪我をしたあきらと心配する店長の対比。素っ気のない足を見られたくないあきら、邪な気持ちなくただ心配な店長。整骨院での擦れ違いも良いのだけど、この構図が見舞いに行った後のレストランで更に確定する流れになる。— 名無し…

恋は雨上がりのように 第1話 雨音

恋は雨上がりのように見た。ビッグコミックスピリッツ連載作品のアニメ化。女子高生がおじさん店長に恋をする、という掲載誌を考えてもおっさんの妄想の具現化みたいなもので設定的なリアリティは感じない所だけど、恋をしてしまう展開自体は納得。弱った時…