昭和元禄落語心中見た。助六の破天荒さと菊比古の真面目さと。助六は落語を客のためにやる、菊比古は自分のためにやる、この方向性が変わらないからこそ、助六の師匠への反発も、菊比古のみよ吉を捨てても落語に必死になるというのもよく分かる。自分のためなんだから女の存在関係ないんだよね。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016, 2月 20
仕事と私とどっちが大事なの?って女性が言う台詞ではあるけども、ある面で言えばそれは男の仕事を全く分かってないっことで、その仕事に掛ける男の心情も分かってないことにも通じる。それを感じ取れないみよ吉だから菊比古が重荷に感じてしまうのもむべなるかな。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016, 2月 20
面白いのはそんなみよ吉の話を師匠が菊比古に話したことで、自分の女を取られていることの探りでもあり、また遊んでないとなるとまた自分の薦めた部分で立つ瀬がないし、はたまた芸人には多少の遊びも必要だということでもあるし。色々な思惑が込められたシーンを少しの台詞と映像で示すのは素晴らしい
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016, 2月 20
助六、菊比古、みよ吉の3人が一緒の部屋にいるシーンもこれまた良くて、みよ吉の助六に対する嫉妬の出し方がコミカルでもあり迫真でもあり。奇妙な三角関係なのが面白い。今回の絵コンテも望月智充さん。目線の使い方、手の情感等々カット毎の説得力があって流石の仕事振りでした。次回も楽しみです。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016, 2月 20