舟を編む見た。三浦しをん原作で既に映画化もされている作品のアニメ化。辞書を作る話だけどもその制作過程でのドラマを描く。正直実写向きの作品だしアニメ化する意味というものはあるのかとも思うのだけど、実写にすると成立しない出会いの演出であったり、誇張的な表現も合っておりました。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年10月14日
でもやはり特筆したいのは日常描写であることは間違いなくて、食事シーンの一つの所作の動きの細やかさには唸りました。制作がゼクシズなんだけども惡の華でやったロトスコープをアニメ寄りに昇華した感覚はありました。多分キーアニメーターの新田靖成さんの影響じゃないかなぁ。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年10月14日
また個性的なキャラも実写だとちょっと嫌味に見える場合があるのだけど、アニメという媒体だとそれが薄らぐというものでもあるので、ちょうど良い塩梅に映像をコントロールしていると感じたのでした。辞書編纂という運命の出会いから次をどのように描くのか。次回も楽しみです。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年10月14日