舟を編む最終回見た。言葉とは人と人とを結びつけるものであるから、お互いの共通認識を持つための辞書というものが有用である。辞書は大海に漕ぎ出す舟のようなものだけど、舟であり羅針盤であり灯台でもある、そのように感じた最終回でした。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年12月23日
それ故に権力者が編纂しないことの意味もあって、言葉の持つ意味を権力者の都合の良いものにすることは、それは言葉によって支配することと同義。それはキリスト教の歴史を見れば明らかでしょう。それにしてもこういう話をするのがまさに遺言でありました。碩学らしい人生、羨ましさもありつつ。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年12月23日
そして辞書作りは刊行で終わらず、改訂作業がこれからもあるもの。まさに辞書とは人生そのもの。おそらくは辞書だけに限らず人が何かものづくりをするということには、各人の想いが込められているものなのでしょう。その想いを感じ取れる人間でありたい、そう思わせる話でした。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年12月23日
今回もカット毎の説得力というものもあったし、やはり馬締が間に合わなかったと涙するシーンの描写が素晴らしかったです。寄り添う香具矢もまた良い。こういう細やかさも今作の魅力でした。地に足の着いた作劇に満足。スタッフの皆様お疲れ様でした。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年12月23日