鉄血ガンダム最終回見た。自分たちもヤクザに対してははた迷惑な存在だと思ってるし、そういう存在から守って欲しいから警察権力という巨大な暴力機構がある訳で、そういう立場からしてみたら鉄華団なんてのは潰されて当然だし反乱を起こす奴なんてのは論外なのよね。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2017年4月2日
物語は虚構だからこそのカタルシスもあるし、そういう方向に持っていくのも創作物の役割だとも思うけども、現実はヤクザ者がのし上がるような話なんて上手くいく訳ないだろ常識的に考えて、というメッセージ性があったとなるとそこまで現実に引き摺られる必要性があるんだろうかとも思うのよね。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2017年4月2日
昔のヤクザ映画は皆が高倉健になったものだけど、それを否定してみせたのが今作はエンターテインメントではない証拠でもあるのでしょうね。夢がない物語と言ってしまえばそれまでだけど、夢の行き着く先なんてそもそもなかったなんて話をされちゃかなわんですわ。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2017年4月2日
ラスタル一人勝ちみたいな展開ってのは自分も流石にそれはないとは思うし、彼が民主化をするような人物だとは思えないのでちょっとその役割を担わせるのは間違ってるとは思うのだけど、これもまた現実的な話で、彼のやった殺戮劇なんてのは知られてない訳ですよ。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2017年4月2日
そういう意味においては我々が現実だと思っている世の中の状況ってのは間違ってる可能性もあるんじゃないの?ということを暗喩しているのかもな、とも思うのでした。でもそんな話はこの物語で描かなくてもいいよね、ってことでもあるんですが。やっぱりモヤモヤするよね、この結末。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2017年4月2日
取り敢えずはイオクがしっかりと昭弘に殺されたのは良かったし、むしろこういう話を昭弘が五体満足の状態でやってくれるのを視聴者は望んてたんじゃないかな、とは思いました。時代が進んだ後の話は人それぞれということで、感慨深くはなりましたよ。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2017年4月2日
多分今作は視聴者はオルガの成り上がりに共感をし、またそのオルガを支える三日月の無私の姿に惚れたから見続けた物語だったと思うのです。であるから、現実はそれを許さないという結論は残酷な訳ですよ。結局は上に立つ人間は変わらないってのは社会の固定化でしかない。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2017年4月2日
4クールも掛けて描いたものが現実は残酷ですよって物語は本当にそれで良いの?とは思っちゃう。いやそういう作品がやりたいってことなんだろうけどさ。カタルシスの置き方の難しさ。自分はもっと夢のある話を見たかったです。取り敢えずは作画の皆様本当にお疲れ様でした。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2017年4月2日