はねバド見た。なぎさのスランプ解消回。自分のスマッシュ、自分の執着。執着は好きの裏返し。好きだから出来ないと忸怩たる思いに至る。その結果自分しか見えなくなって他人にキツく当たってしまうというのも頷ける話。特にバドミントンは個人競技でもある訳ですし。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2018年7月8日
故に個人ではなくチームで動くことが求められるダブルスをやらせる意味もある。自身を客観的に見られるかどうか。でも僻んでしまい重症。ここ辺りのシーンが基本的に体育館ということもあるけど、彼女の心情とシンクロする暗さ。画面の動かし方も実写的なもの。カットを割らずにわざわざカメラを振る。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2018年7月8日
こういうアニメにおける違和感と不安定さがあるような演出もまた、なぎさの心情に寄り添っている。コンビニの前のシーンのリフレインもまた効いている。辞めた人達は土俵から降りた負け組だと思わせておいて、そんな彼女がなぎさを激励するのです。しかもそのシーンの夕焼けの使い方も上手い。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2018年7月8日
影にいる人達、光の中にいる人達。その現時点の役回りとして誰がメインなのかが分かる。辞めた人に最後にスポットライトが当たる上手い退場のさせ方。前後するけどなぎさの過去のモノトーンのカットも説得力のあるものでキレた演出でした。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2018年7月8日
そして導かれるコーチとの試合。意図的に試合中のモノローグを増やすことで、なぎさが悩んでいることを明確に示す。そんな彼女の現状をコーチが全て分かって受け止めてくれる。現在と過去とのなぎさが全て救われる瞬間。もう堪らない。アニメ見ながら手に力が入る。憑き物の落ちた表情も良い。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2018年7月8日
なぎさがしっかりチームメイトに謝ることが出来たのもまた良かったです。やはり彼女は真っ直ぐなんですよ。この真っ直ぐさは武器になる。彼女が一つまた成長した姿を描き切った今回。作画も演出も素晴らしかったです。最後に新キャラ登場したし、綾乃の過去も気になるし、次回以降も目が離せません。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2018年7月8日