安達としまむら見た。入間人間氏原作作品のアニメ化。授業をサボる二人の女子高生の交流を描く。モノローグメインの作品は好みではないのだけど、一瞬の間の使い方に惹き込まれる。モノローグはこの間を活かすためにある。客観映像と主観映像の切り替えも劇的だし、演出力の高さが伺える。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2020年10月9日
第1話にピンポンという題材を持ってくるところも良い。ピンポンはラリーをするものだけど、それはお互いの気持ちのコミュニケーションという意味も持つ。だから壁打ちをするのは、コミュニケーションの断絶でもあるのだ。持ってきた傘を持ち帰らないのもアクセント。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2020年10月9日
物を貸し借りするということは関係性の継続である。そしてしまむらの友達が来た時には受け取らないのも、関係性を続けたい気持ちと、そのタイミングで受け取らないと拗ねてみせたのではないかと想像もできる。こうしたガジェットの使い方が丁寧で良かったです。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2020年10月9日
気になったのはピンポンだったり自転車だったりが現実寄りのCG処理だったということか。この物語の持つ浮世離れした非現実感(こういう百合めいた関係性も含めて)と合致しないのでは、と。ただこれも物語上のフックでもあるのか。謎の宇宙服も含めて今後の二人も気になる作品でした。次回も見ます。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2020年10月9日