名無しボウズ的アニメ徒然

Twitterで書いたアニメの感想を貼っています。

3月のライオン

3月のライオン 第13話

3月のライオン見た。前半三角対後藤、後半零対島田。後藤の強さを示すために三角が噛ませ犬みたくなった訳だけど、モノローグが多いからこそ語らない後藤の強さが際立つというもの。多弁な奴は負けるのだ。しかし何故傷だらけの天使のOPのパロディやったんだ…

3月のライオン 第12話

3月のライオン見た。勝負師としての零の顔が印象的。今まで川本家が生、マンションが死というイメージだったけども、まさに勝負の世界は切った張ったの命の遣り取りに近いものがある訳で、そういう印象をずっと絵作りに込めていたからこその今回の展開は見事…

3月のライオン 第11話

3月のライオン見た。一人暮らしで風邪を引くと何もかも億劫になるのよく分かる。しかも年越しのタイミングというのが何とも。よく空いてる病院あったな、と思いつつも家族の暖かさが身に染みる話。面白いのは零にとっての父親は今の父親だし、母親は想い出の…

3月のライオン 第10話

3月のライオン見た。今回は零の絶叫が物語のカタルシスにもなるのだけど、そこに至るまでの物語の構成も見事だし、演出も素晴らしい。冒頭物語に波風を立てる姉の発言、最後のクリスマスプレゼントを持っている安井、手心を加えることなく簡単に倒す零、逆ギ…

3月のライオン 第9話

3月のライオン見た。引退寸前の松永と零との対戦。前半はコミカルに描かれる分、後半のシリアスモードが際立つ構成は見事。格好良く負けるとか言ってても最後はやっぱり藻掻くし足掻く。それが棋士としての本能であるし、同じことを40年続けてきたからこそ染…

3月のライオン 第8話

3月のライオン見た。二海堂の激情と皮肉を言うだけに来た姉と。零を取り巻く人々の真逆の感情に翻弄される彼がどうにも事象に漂っている感覚が。どうにも彼自身の芯がないからだけど、それを形成するための物語ではあるのでしょう、プロ棋士とは言え彼はまだ…

3月のライオン 第7話

3月のライオン見た。零と高橋との出会いでまた一つ零が変わっていく物語。本物は本物を知る、ということなのかとも思うけども、自分のことを話し、そして共感し理解してくれるということが多分初めてのことだったんでしょう。彼に付き纏っていたマイナスの感…

3月のライオン 第6話

3月のライオン見た。零のスランプ。プロになることがゴールだった彼だから次が見えない。彼に付き纏う仄暗さをどうしても感じてしまうし、実際感じさせる演出にしてあるのが上手い。特に海上を泳ぎ続けるシーンが印象的。まさに彼の人生そのもの。— 名無しボ…

3月のライオン 第5話

3月のライオン見た。今回は零の過去回。現在のふとした瞬間に過去がフィードバックするというのは、それがトラウマであるに違いなくて、しかもそれが将棋を縁に地続きになっていることでもある訳で。嘘をついて将棋をやっていることが結局人生の目的になって…

3月のライオン 第4話

3月のライオン見た。前半ひなちゃんの片想い、後半二海堂とあかりといった感じの話でオムニバスでした。大きな展開の中の物語ではないのだけど、初恋の甘酸っぱさであったり、あかりの性格であったり、二海堂の病状だったりそういう部分が際立つ話。その中で…

3月のライオン 第3話

3月のライオン見た。前半対二階堂戦、後半送り火。前半は過去と現在との対比だけども、変わらないもの、変わったものとを心情であったり背景だったりで描かれており、印象的な映像に作り上げていることが素晴らしかったです。太陽のハレーション、風船、汗、…

3月のライオン 第2話

3月のライオン見た。将棋界での親しい先輩や同年代の面々が登場。一方であかりとの出会いも描かれた今回。モノローグメインなのが気にはなるのだけど、河西さんの演技の心地良さと彼の心情とに合致したリアルな風景とが合わさって画面が引き締まったように感…

3月のライオン 第1話

3月のライオン見た。ヤングアニマル連載作品のアニメ化。ハチミツとクローバー原作でも知られている羽海野チカさん原作。将棋を題材にした青春物語といった風味。制作はシャフトで監督が新房昭之さんということで特徴的な画作りをするのかと思いきや案外スマ…