昭和元禄落語心中最終回見た。助六とみよ吉の死から現在への話。変わっていく落語、変わらない落語。かつて助六が菊比古に語ったシーンのオーバーラップが印象的。変わらない落語する菊比古が止め名である八雲の名前を本当に終わりにすると決めていることを、寄席への孤独として演出している見事さ。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年4月2日
その孤独を持っている八雲に与太郎が現れたことがやはり因縁でもある訳で、墓場での助六の亡霊、そして代わりに現れる与太郎という演出も素晴らしかったです。反骨心の小夏といい八雲を取り巻く状況はやはり助六抜きでは考えられない流れになりそうで、これからも楽しみなのでした。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年4月2日
そう考えると野ざらしの骨を拾ったら化けて出る、という展開はこの作品のテイストと深く結びついていたのだな、と思うと見事なチョイスに驚かされます。構成力の勝利ですね。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年4月2日
全体を通してだけども菊比古と助六という2人の登場人物を通して、落語に翻弄される人生を描いた名作でありました。題材としては地味だしアニメ的な華やかなアクションがある訳ではないのだけど、地に足をつけて丁寧に作劇をする姿勢はこれまたアニメの可能性を感じる作品でした。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年4月2日
特に落語特有の上下の使い方をカット割りで工夫したり、また目線の説得力であったり、そういう演出上での上手さが光る作品でした。また空気感の作り出し方も上手く、画面をしっかりコントロールした絵作りには満足。まさにこういう作品があるからアニメ見ていると言っても過言ではありませんでした。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年4月2日
物語は取り敢えずの一段落。2期も決定しているので今度は与太郎が助六としてどう物語を進めるのか気になるところです。今までは過去の話、そしてこれからは未来の話。と言っても我々の現在よりも昔の話ではあるのですが。とまれ今期のアニメでも随一でした。スタッフの皆様本当にお疲れ様でした!
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年4月2日