3月のライオン見た。前半対二階堂戦、後半送り火。前半は過去と現在との対比だけども、変わらないもの、変わったものとを心情であったり背景だったりで描かれており、印象的な映像に作り上げていることが素晴らしかったです。太陽のハレーション、風船、汗、このようなモチーフの使い方が良い。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年10月22日
そうした中でケレン味のあるシャフト的な演出が挟まる過去との違いを表現することの面白さ。これならばシャフトらしさも生きるというものでしょう。二階堂はどうにも村山聖モチーフのようですね。そう言えば映画化するんでしたっけ。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年10月22日
後半は送り火の話で、ここでも映像的に無機物と月と雲の組合せが不安を煽るものなんだけど、そうしたところでの号泣はインパクト大であるし、また母親を亡くしたことの涙がストレートに伝える画作りが見事。でもこれもやはり対比であって、泣く者、泣くことを忘れた者、この違いの作り方ですよ。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年10月22日
やはり零の持つ孤独というものは根が深いものであるし、彼が生きている実感を持つのは現状対局だけである、ということを改めて描いた話なのでしょう。そこからの救いが果たしてあるのか、それとも将棋とともに死ぬのか。まだ定まらない現状、次回以降も楽しみです。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年10月22日