イゼッタ最終回見た。ゾフィーの戦う理由は女への嫉妬ではなくて愛する男に裏切られたからというものでした。思うにゾフィーは女らしい女であったのでしょう。また時代背景もキリスト教絶対主義の世の中と20世紀とは全く違う訳で。でも言えるのは本当に大公を理解していたのかということ。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年12月18日
フィーネとイゼッタとの関係を見るにやはりその人間の全てを見ることが出来なかったゾフィーなのです。だからそれこそステロタイプだけど女であるという意味でもある訳で。配置としてフィーネとイゼッタが女性同士というのも良い対比になっておりました。肉体関係がないと純愛に昇華するのだ。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年12月18日
物語の帰結として魔法を全部吸い取るというのも納得だし、これで世界から魔法がなくなった結果ドイツが滅ぶというのも頷ける。面白いのは現実とは違い1943年で戦争が終わったこと。ドイツの脅威に時計の針が進んで対処したというのはIF的作品としてもなるほど。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年12月18日
そして特筆すべきはフィーネのイゼッタへの想いを含んだ交渉での長口上。やっぱり早見沙織さんの演技は素晴らしい。勿論警備が厳戒だった筈の議事堂に颯爽と登場するというのは御都合な感もあるけどね。ベルクマンが生きてて魔女資料渡したのはナチの科学技術を売り渡した科学者と一緒でしょう。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年12月18日
見せ場のイゼッタ対ゾフィーの魔法戦争も映像的にドンドン派手になっていくのは面白かったです、戦車や列車も空を舞う。そういう映像的な面白さを考えると最後の魔法力が対消滅する辺りの演出は地味だったのは勿体無い気も。ドラゴンボールの気の演出がSE込みで優れてたんだなぁと改めて。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年12月18日
全体を通してですが、途中どうなってしまうのかと思ったけども最後には物語としても軟着陸はしたのはあって、御都合だけどあの状態からイゼッタ生きて帰ってきたのは納得でした。結局は魔法対魔法という話になったのだけど、個人的に見たかったものはそれじゃないのはあったかな。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年12月18日
やはり鋼鉄の軍団が魔法というものに対して科学力でどう対処していくのか、という方が現実的な展開だし、そういうものを期待して見ていたのはあったので、ゾフィーの存在は技術力を考えても無理がありました。そりゃヒトラーと神秘主義思想ってのは関係性があったって言われてるけどね。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年12月18日
なので物語の展開は途中から変質したけども、変わらなかったのはフィーネとイゼッタの想いなのは確か。この2人の純愛が物語に一貫していたことは良かったですし、ブレなかったとは思います。これを描いただけでも充分じゃないですかね。とまれ今期の佳作ではありました。スタッフの皆様お疲れ様でした
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年12月18日