3月のライオン見た。基本的に沈滞したムードが漂うのは、全く変わらない宗谷名人の静謐さと姉の面倒臭い重みのせい。この空気感を作り出すことの見事さ。零の感情と演出が上手くシンクロしていて堪らない。周りは変化していくのに自分はそのままというのも納得な絵作り。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2017年2月11日
しかし零の家族たちの不器用さはよくある家族の肖像でもあるのだけど、姉の行動はやっぱりどうしようもないというか、自分で変われる筈なのに変わらないというか。父親に経済的に依存しているのに文句言う姿はまさに醜い女だし嫌な女。だからこそ川本家が対比的に描かれる訳だけども。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2017年2月11日
そういう人間配置の妙を思いつつも、零が色んな状況に流されず将棋だけに向き合えるようになって欲しいものです。水底に堕ちる姉弟2人のシーンは映像的にもエッジが効いてて印象的でした。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2017年2月11日