はねバド!見た。good!アフタヌーン連載作品のアニメ化。諦めた天才と天才に打ちのめされた敗北者とが再び出会う。お互い何故バドミントンをやっているのか、という自問自答をしている冒頭、バドミントンの作画と無駄なモノローグを入れない洗練さが際立つ。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2018年7月1日
時系列的に高校が後という感じがしなかったので一瞬展開に戸惑うも、話の展開で状況が判明していく。敗北から努力するけどもその方向性がズレている子、バドミントンの無目的さから辞めた子、それぞれの描き方に痛々しさを感じるけども、特に八つ当たりをする敗北者が見ていて辛い。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2018年7月1日
興味深いシーンはテニスコート。コートの外から見る敗北者、テニスの天才、食い下がる部長、真のバドミントンの天才。競技は違うがこの構図が見事。お山の大将で部活をやってるけども舞台には立てていない敗北者。彼女と対比的なのが部長で、彼は諦めない。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2018年7月1日
一方で天才君は井の中の蛙で、真の天才が彼よりも才能を見せる。残酷な現状を見せる。それ故に敗北者は逃げる。泣く。その過程が余りにも見事。アニメではフェンスが顔に掛かるとフェンスをボカして表情を見せるけど、それをしない。舞台に上がっていないことを示す演出に他ならない。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2018年7月1日
もう完全に物語に掴まれたところで、天才と敗北者が再会するシチュエーションを作る。しかも部活を馬鹿にする天才に激怒するのが、敗北者の理解者である友人という場面も素晴らしい。漫画的な対決シーンをするという引きで次回へ。天才と敗北者との関係がどのようになるのか。これは見続けます。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2018年7月1日