ダイナゼノン見た。訳分からないものに巻き込まれるのに、何故か適応している蓬以外の人々に困惑をするのだけど、夢芽の浮世離れした雰囲気というか流されるままというか、キャラ設定と演出と演技で、彼女ならそうだよね、と思わせるのは上手さ。そして登場する敵、怪獣優生思想。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2021年4月10日
怪獣使いの内部分裂なのか、ガウマが異端者なのか。どっちにしてもはた迷惑な奴らではあるのですが。前作とのリンクでもあるのだけど、日常と非日常の差異というものを今回も描いていて、ガウマが蓬の家に押し掛ける辺りからの日常描写があるから、夢芽と一緒に見る破壊された街が際立つ。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2021年4月10日
その意味において、建物や車がCG然としたCGになっているのは、技術的な部分もあるのだろうけど、怪獣とダイナゼノンとの対決が彼らの現実ではあるのに何処か空想の世界だと思わされる。極めつけはこの戦いの行方をスマホ画面で見るちせ、というシーン。そこに描かれるのは現実か、虚構か。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2021年4月10日
そう考えると、現実的な意匠ではない怪獣優生思想の面々とガウマのデザインもよく練られたものだと感嘆するのでした。我々が見るアニメは虚構だけど、その中で描かれる現実と虚構、メタ構造も含みつつ何を描いていくのか。次回も楽しみ。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2021年4月10日