フルバ見た。実質最終回。全ての十二支、猫憑きの夾も呪いが解ける。永遠に楽しい関係が続くように、ということは関係性の固定化でしかない。そしてそのバランスも変化したら呪いに転換してしまった。この関係を断ち切ることを決意した慊人の勇気。障子の敷居が彼の逡巡を示す。神と人との境界なのだ。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2021年6月16日
この呪いが解けたことで、夾と透も真に恋人となった。純粋で真っ直ぐな夾の告白は心地良い。今までの紆余曲折があったればこそ、この真っ直ぐさが響く。透もちゃんと彼に向き合えたのも嬉しい。数珠を引きちぎるシーンはまさにカタルシス。もう夾は孤独ではないのだ。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2021年6月16日
他の十二支たちも呪いが解けたシーンの描き方が美しい。せめて神の寂しさを。と同時に大人組の過去に思いを馳せると切なさもあったり。はとりの背中がその意味で印象的でした。物語の大きな流れとしてはこれで終わり。残り話数はエピローグといったところ。由希と真知の話をどう描くか。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2021年6月16日