月がきれい最終回見た。茜と同じ高校に行けなくなった小太郎。太宰じゃなくて芥川だけど、漠然とした不安に押し潰されて、付き合うことが無理なんじゃないかと茜が思うのは理解するし、こういう時に恋愛不器用な小太郎が自分から抱き締められないってのも彼らしい。距離感の作り方が映像としても見事。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2017年6月30日
小太郎のある種女々しい部分だと思うのは、茜とお揃いの人形もだけど、春先にもなって手編みのマフラーを着けてくる辺り。不合格なのを知ってるのにわざわざもう一度スマホで確認する辺りも、彼の性格を表していて丁寧な仕事振り。そういう彼だからこそ電車に向かって愛を叫ぶ意味がある。これぞ青春。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2017年6月30日
それにしても純文学って私小説も入るジャンルだけど、改めて小説で告白するんだから恐ろしいというかなんというか。でもなろう系というのが最近の風味。千夏も複雑な気持ちを持ちながら教えたんだろうと思うと、これまた胸が痛いのもあるよね。さり気なさと唐突とが綯い交ぜの良いシーン。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2017年6月30日
そしてオーラスの怒涛の展開にはやられました。EDで示されていたLINEの遣り取りは実は。呼び名が変わっているから色々なカップルの話かと思いきや。遠距離恋愛を乗り越えた二人だからこその幸せ。ああこういう人生を歩みたかった、と今更ながらに思ったり。秒速みたくならなくて良かった。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2017年6月30日
って、こういう愛の形も納得だけど、多分殆どは秒速みたくなるのが恋愛ってもんだよな、と半ば諦観したりもするのですが。そういう意味において今作はまさにおっさんのオアシスであったというのは間違いないでしょう。ツールは発達するけど結局は恋愛する意志が重要なのです。いいぞ若者恋をしろ。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2017年6月30日
やきもきさせられた恋愛劇でしたが、無事ゴールイン出来て本当に良かったです。やはり応援したくなる二人として描かれてあっただけに。昔懐かしい楽曲を東山奈央さんに歌わせるのもまたバッチリハマってました。取り敢えずはスタッフの皆様本当にお疲れ様でした!
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2017年6月30日