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ダンス・ダンス・ダンスール最終回見た。潤平と流鶯と都、3人の関係が終わった今回。流鶯は都を必要とし、都も流鶯に惹かれた。流鶯渾身の踊りに、結局それが分からない祖母というところも含めて、何と残酷な白鳥の湖だったか。しかしこの関係性を断たねば潤…
ダンス・ダンス・ダンスール見た。都から語られる流鶯の過去。と同時に流鶯にとっての救いが都であった訳だから、潤平とのキスに衝撃を受けるのも当然。彼には彼女しかなかった訳だから。その意味においては都は嫌な女を演じる損な役回りではあるけども、子…
虹ヶ咲見た。栞子、スクールアイドルになる。姉への憧れが強いが故に、自分に限界を設けていた彼女。姉ほども出来ない自分だから、役割は舞台に立つことではない。しかしその諦観は勝手に自分の限界を設定するもの。本当に自分のやりたいことは何か。その原…
ダンス・ダンス・ダンスール見た。1話として見た時の傑作回。舞台で起きていること、外野の反応、兵六の潤平への態度、それぞれが結び付き、映像のテンションが上がっていく。その結論としてロットバルトの流鶯の演技が真に迫る。それを一枚絵として見せる演…
スパイファミリー見た。イーデン校受験。こんなこともあろうかとの連続とエレガント絶頂マスターのギャグのテンポが見事。このコメディがあってからの面接でのアーニャの家族を思う気持ちに涙し、無礼な面接官の言い草に怒るロイドとエレガントマスターの一…
ダンス・ダンス・ダンスール見た。ライバル流鶯が潤平の前に現れる。潤平とは真逆のキャラであるし、都は流鶯の方が大事だと潤平は思ってしまうところからのギクシャク。俺に惚れてるのでは?と誤解させてしまう都も都だが、勘違いしてしまう潤平も潤平。だ…
明日ちゃんのセーラー服最終回見た。冒頭で体育祭が終わっていたので、あれだけ前フリをしたのに描かないのかとガッカリしていたら、まさか後夜祭のダンスと共に体育祭の模様をしっかり描くとは。クラスメイトの輝きをストレートに描くシーンの連続。ミサン…
平家物語最終回見た。壇ノ浦の戦い。平家滅亡。やはり安徳帝入水は涙なしには見られない。そして助けられる徳子。我が子の死を見た上で生き残ることの辛さ。だが、彼女を助ける意思はあった。それをびわが見ていた。彼女が重盛の目を持った意味がここで生き…
その着せ替え人形に恋をする見た。前半廃病院ロケ、後半海。前半は紗寿叶の気持ちと五條君の過去がシンクロするシーンが感動的ではあるのだけど、ギャグとして落としていることも効果的。妹の心寿がコスプレをしないことは今後の伏線になりそう。姉と妹で画…
明日ちゃんのセーラー服見た。蛇森さんの嘘から出た真。努力する姿を見ること、同室の舞衣の発破と段階を踏む。直前に江利花の上手いピアノがあることで、物語の溜めを生んでからの拙いけど必死のギターが伝わるし、カタルシスを生む。演奏中の目線がとても…
明日ちゃんのセーラー服見た。小路と江利花の休日。その前日譚からだけども、特筆すべきは図書室での遣り取り。濃密百合空間。作画も抜群だけど、江利花の仕草にやられる。単に指切りをするだけなのに。小路が初めて友達を家に呼ぶ、という一大イベントと釣…
明日ちゃんのセーラー服見た。今まで一人だった小学校から、クラスメイトがいる中学校へ。自己紹介で話すことが多くなること、パフォーマンスをやってしまうこと、給食で沢山入れて自分の分がなくなること、全てが小学校の頃一人だったことの地続き。小学校…
平家物語見た。古典の翻案。第1話は平家に非ざれば人に非ず、という驕れる平家一門の姿と、惣領たる重盛の苦悩を対比的に描く。印象的なのはオリジナルキャラであるびわと重盛のヘテロクロミア。カット割りを見ても分かるように、左目は過去を見、右目は未来…
明日ちゃんのセーラー服見た。となりのヤングジャンプ連載作品のアニメ化。今作もCloverWorks制作だけど、これまた超絶作画アニメで度肝を抜かれる。河野恵美さんはずっと好きなクリエイターなので注目ではありましたが、想像を軽く超える作劇にずっと唸りっ…
その着せ替え人形は恋をする見た。ヤングガンガン連載作品のアニメ化。雛人形に惚れた男子高校生と、コスプレ愛溢れるギャル女子高生とのボーイ・ミーツ・ガール。プロデューサーが梅原翔太さんということで、この時点で作画についてはしっかり面子揃えてく…
ルパン三世見た。押井守さん脚本回再び。大英自然史博物館に収蔵されたダーウィンの進化論を証明した鳥の真贋から、進化と神との話を入れ込ませる興味深い1本。ダーウィンがして見せたのは神の否定であったが、実は堕天使ルシファーは実際に存在していた・・…
ルパン三世見た。押井守さん脚本回。ベースをヘミングウェイの殺し屋に置きながら、ルパン三世として物語を成立させる見事さ。台詞量の多さには目眩もする部分はあるけども、その洒脱さが心地良い。わざわざウェイトレスが訛っている設定にしているのも心憎…
プリキュア見た。短編10本分、と言いつつ実は11本あったというオチ。映画とリンクするハートキャッチの面々も登場するお祭り感もあったし、シュールギャグ、ストレートギャグ、それぞれも際立つ面白さ。くるるんの変身バンクが良いけども、夢オチにする辺り…
かげきしょうじょ!!最終回見た。過去があるから現在がある。さらさの経験も生きたティボルト。演技も作画も説得力ズバリ。若干説明多めな冒頭だっただけに、キメの部分の演出が冴えます。ある意味メタ的ではあるけども、歌舞伎の見得をアニメの表現でやっ…
プリキュア見た。新玩具登場販促回だけど、そんなことが霞むぐらいの超絶作画回でビックリ。東映アニメーションでこんなに作画枚数使って良いの?いや、枚数を節約した上でのアクションもあったりしたので、上手くコントロールしているんでしょう。それにし…
かげきしょうじょ!!見た。前半、さらさの記憶力、そして存在感のあるロミオを見せる。愛のモノローグで説明しちゃうのは勿体無いと思いつつも、千本木さんの演技も含めてハッとさせられる作劇は見事。彼女の表情を見せないというのも良い。なるほど彼女が…
フルバ最終回見た。大団円。十二支だった人たち、慊人、それぞれの現在地。由希の透への感謝の気持ちが真っ直ぐだし、今までの物語を踏まえたものだから真に迫る。夾は透を彼女と思っていたけども、由希は母親と思っていた。ここが最大の違いだったのでしょ…
ゾンビランドサガR最終回見た。困難な状況にあるからこそ、アイドルの意味がある。これはアイドルだけではなくエンタメ全般でも言えること。ラジオで訥々と語るサキ。語彙力は乏しいけども、それ故に迫真的。巧言令色鮮し仁とも言う。この真っ直ぐさこそフラ…
ダイナゼノン最終回見た。怪獣優生思想との最終決戦のアクション作画の楽しさ、日常パートの丁寧さ、異空間での対話とこの30分に日本アニメの醍醐味を詰め込んだ感。それぞれが見応えがあるもの。トリガーのアニメらしくハッチャケたアクションも良いし、か…
フルバ見た。実質最終回。全ての十二支、猫憑きの夾も呪いが解ける。永遠に楽しい関係が続くように、ということは関係性の固定化でしかない。そしてそのバランスも変化したら呪いに転換してしまった。この関係を断ち切ることを決意した慊人の勇気。障子の敷…
フルバ見た。どちらが透の側に相応しいのか。由希の心情吐露が夾にも突き刺さるのだけど、見ているこちらにも突き刺さる。負けを認めることと同じで、言いたくないのも分かるけど、事ここに至っては。諦めることも勇気の在り方。お互い憧れていたから反目も…
ダイナゼノン見た。過去に囚われた人々を蓬が救い出すといった形の今回。蓬については現状を変更したいとアルバイトをしていたこと、夢芽との関係性の深化で現在から未来へと眼差しがあったことから、比較的過去に囚われるということもなく動けたのでしょう…
ダイナゼノン見た。今作の到達点はここかもしれない。前作モチーフのグリッドマンとロボットの合体というモチーフを今回カイゼルグリッドナイトという形で表現した訳だけど、ここに至るまでのカタルシスの作り方が見事。ちせのゴルドバーンの話、蓬と夢芽の…
ウマ娘最終回見た。93年有馬記念の再現なので、トウカイテイオーが勝利するという結末は分かり切ったもの。だけどともかく泣けてしょうがない。ここに至るまでの物語の積み重ねがクリティカルだったからだけど、やはりマックイーンがレースを見始めてからの…
ウマ娘見た。ウマ娘はヒーローでもあり、アイドルでもある。そして人々の想いを託される存在である。トウカイテイオーを奮い立たせたのは、キタサンブラックであり、ツインターボだった訳だけど、共通したのはテイオーに再び走って欲しいという純粋な気持ち…