3月のライオン
3月のライオン最終回見た。別れもあれば出会いもある。そうして人は成長していくもの。高橋君とは別に永久の別れになったということではないですしね。と言っても豆に連絡してないと片想いの相手なんて忘れられてしまいますよ、というのは経験談だけどね。そ…
3月のライオン見た。ひなたが零の学校に進学することを決める話。夏休みのそうめん流しの経験が決め手。こういう先生がいてこういう楽しいことが出来る環境は、中学時代イジメられた経験を持つ彼女にとっては重要。何より自分で行きたいという意志こそ尊重さ…
3月のライオン見た。久し振りに将棋から離れて川本家メインの話。中学生の話よりも先生やら爺さんやらそっちの方にシンパシーを感じてしまう辺りに自分の加齢を見る。死というものを身近に感じるから、死んだ人の話をされると感傷的にもなるか。— 名無しボウ…
3月のライオン見た。年寄りには年寄りの矜持。受け継いできた襷は呪いのようでもあるのだけど、自分から離してはいけないものでもある訳で。呪いと祝いが似た文字なのも意味がある。どちらも人の強烈な感情の発露なのだ。そんな人の想いの経験値の差こそ人間…
3月のライオン見た。これまでイジメの話だったり、高校生棋士である零の内面であったり、比較的若い人の目線で語られる話だったけども、ここで老人の最後の足掻きのような話を持ってくるとは。まだまだ新鮮に物語を楽しめる。そしてそんな老人の話に親近感を…
3月のライオン見た。宗谷との対局以降再び彼と対局するために将棋に耽溺する零。駒の音だけが耳に残る。ある意味では宗谷の気持ちと同化しているとも言える訳で。でも宗谷は孤独だが零には二海堂がいる。孤独の強さ、戦友がいる強さ。それぞれの立場での強さ…
3月のライオン見た。宗谷との対局、そして。前回のホテルでの話の食い違い、彼の静謐さ、止まった新幹線。導かれる答えは彼の耳が聞こえないということ。しかしその彼の音のない世界に対局中に誘われるのだから、やはりその空気感に飲まれるということなので…
3月のライオン見た。前半の棋匠戦コンビが比較的コメディな分、後半の宗谷の凄絶さが際立つ構成に唸る。ああいう遊びが全く無い。孤高。赤ワインの染みがまるで返り血。ただただ画面の作り方に圧倒されました。多分このシーンは実写でやるとギャグになってし…
3月のライオン見た。ひなたのイジメ話は取り敢えず終了。でも首謀者は全く懲りてないという地獄。教育の難しさ。こういう奴こそ被害者にならなきゃ自分のやったことが理解出来ないのではないかとも思うけども、そんな未来は誰も望んではいない。全て周りのせ…
3月のライオン見た。イジメ本丸回。前担任の糞さが大爆発。被害者のように振る舞うけども、早い段階で火消しをすべきなのにしなかった己の無能さが故の因果応報。全くもって同情できる余地がない。生徒に逆ギレして自滅って単なる馬鹿。でもこういう出来損な…
3月のライオン見た。今まで精神的な部分で日陰にいた零が陽の当たる場所へ向かう。周りの状況がそれを促すということでもあるのだけど、やはり自分自身が変わったからの結果に他ならず。新人王での一手。今までの彼だったら指せなかった一手。そういう意味に…
3月のライオン見た。前半山崎、後半修学旅行後。前半についてはこのタイミングで敗者の姿を描くタイミングに驚く。山崎も死ぬ思いをしながら戦い続けている。努力し続けている。それでも明確に勝者と敗者を作る将棋の本質に戦慄する。だからこそ勝利を渇望す…
3月のライオン見た。相手の将棋に苛立つ零。その苛立ちを思い止まらせた二海堂の声、ひなたの存在。これこそ自分本位の将棋から、誰かのための将棋と変わった瞬間。脳内に響いた二海堂の声だけど、多分中継を見ながら現実でも同じように叫んでいたんでしょう…
3月のライオン見た。前半はひなたの無責任な教師に対する怒りを林田がストレートに表現しているシーンが印象的。激情でモンスター化した彼の描き方も良かったです。でも物語はイジメよりも後半の二海堂の話にシフトチェンジ。いやひなたのことと二海堂のこと…
3月のライオン見た。イジメの話はやはり担任が糞無能で癌ということが判明。子供が学校で頼りにする存在が無能だともうどうしようもない。現実を直視しない者はダメ。上手い展開だと思うのは、こうしたひなたの話で零が勝ちたいと思うこと。今まで自分のため…
3月のライオン見た。いじめられている子は孤立してしまうから更に負のスパイラルに陥る訳で、そこに誰か一人でも拠り所が出来れば、ということで高橋の存在が生きる訳です。野球部なんてスクールカースト上位者ですしね。ってそういうものがあることがおかし…
3月のライオン見た。イジメという話が話なだけに、前半からコミカルに描く展開になるとは思ってもみなかったけども、これが後半のあかりの告白のシリアスさに繋がるのだから凄い。全編重いシリアスな展開にも出来るけども、そうはしない。勇気のある作劇。— …
3月のライオン見た。辛い。イジメというものはされる方にも原因がある、とか阿呆なことを言う奴がいるがそれは絶対の間違いで、イジメる奴が一番悪い、絶対に悪い。そしてそういう状況を見過ごす大人も最低。今作だと担任が最低最悪の糞。子供に寄り添わない…
3月のライオン見た。このタイミングでまた零の過去話を入れるの?と思ったらひなたのイジメ話に繋がるためのものなのでした。正直これから結構しんどい話が続きそうで目を背けたくなるのだけど、この話を通じて得られるものは確かにある筈。— 名無しボウズ (…
3月のライオン見た。勝負師の世界の有り様。それぞれの人生にそれぞれの将棋がある。このタイミングで後藤の孤独、そしてそんな後藤に惹かれる姉という話をするのは零視点からすると卑怯なんだけど、そんな後藤の弱さを見せられると彼にもシンパシーを感じて…
3月のライオン見た。2期目。前期で作った将棋部と科学部の合体部活回。そこで初めて学校生活の楽しさを知る零の描き方がとても素晴らしい。将棋を教えることも、科学実験みたいなラムネを作ることも、学校では初体験。部長の勝負の世界に身を置く台詞も相ま…
3月のライオン最終回見た。最終回と言っても一区切りでしかないし、2期を待つしかないのだけど。ただ1期のラストということで零のひとりぼっちである過去から、自分の居場所である将棋を導く構成は見事。と同時に彼には将棋しかないのも確か。— 名無しボウズ…
3月のライオン見た。前半山形、後半川本家。前半についてはやはり島田の優しい顔が印象的で、今までずっと勝負師の厳しい顔つきばかり見ていたから尚更。そして焦るなと言ってくれる故郷の人々の優しさ。彼にとっては期待が重荷でもあったけど、やはり支えて…
3月のライオン見た。島田の追い詰められ方が前回から本当に見ていてしんどいのはあって、激流に立ち向かおうとしているのだけど、もう単に強がっているだけにしか見えないのが尚更辛い。戦う前から既に負けている、といった感覚。結局は最初から宗谷に飲まれ…
3月のライオン見た。島田はずっと胃痛だけども、その原因もよく分かる。人の厚情は有難いものだし支えてくれるものでもあるけども、それが大きければ大きい程自分に掛かってくる負担も激しい訳で。悪意だと分かっているものならば打ち倒す気持ちも生まれるも…
3月のライオン見た。前半将棋、後半零の私生活といった風味の回。それぞれ零の立場がプロ棋士だったり高校生だったりで違うのだけど、彼の心情の動きは一貫しているものがあって、それを印象的な映像で描いたり、はたまた台詞で描写したり、表現の幅の広さを…
3月のライオン見た。基本的に沈滞したムードが漂うのは、全く変わらない宗谷名人の静謐さと姉の面倒臭い重みのせい。この空気感を作り出すことの見事さ。零の感情と演出が上手くシンクロしていて堪らない。周りは変化していくのに自分はそのままというのも納…
3月のライオン見た。まさに零の成長物語であった今回。今までの零の生き方が人間と距離を置くものであったけども、それでは得られることも少なくまた与えることも少ないもの。人間とは人の間と書く意味を改めて感じたのでした。もっとも川本家での遣り取りが…
3月のライオン見た。やっぱり香子は好きになれないキャラなのは確かで、将棋を諦めさせられたことからの反抗心で後藤と付き合ったりしてるのだけど、五体満足でいい暮らしもさせてもらっていて何が惨めなのかと思うのよね。己のルサンチマンをひけらかすキャ…
3月のライオン見た。島田戦で惨めにこっ酷く負ける零。これこそ若さ故の過ちとしか言いようがないものだし、またこういう大失敗をするのも若者の特権でもあるのだけど、高校生時分だとその立ち直り方というのもまた難しいもの。全部ひっくるめて思春期真っ只…