名無しボウズ的アニメ徒然

Twitterで書いたアニメの感想を貼っています。

Sonny Boy -サニーボーイ-

Sonny Boy -サニーボーイ- 第12話 二年間の休暇

サニーボーイ最終回見た。タイトルどおり今まで晴れていた世界が雨から始まり、無機物の羅列は現実を思わされる。その世界においては特別な存在ではなくなった長良。バイトで説教される姿は象徴的。彼が戻った理由は結局は希を生き返らせるというものだった…

Sonny Boy -サニーボーイ- 第11話 少年と海

サニーボーイ見た。青と白のコントラストで何かと思ったら希の葬式だったとは。確かに遺物があるのだからこの世界から消失したことには間違いない訳で。葬式の準備の忙しさは悲しさを忘れさせるもの。終わってからしみじみ喪失感を実感するもの、これはリア…

Sonny Boy -サニーボーイ- 第10話 夏と修羅

サニーボーイ見た。骨折は実は人の心を読めていた、という所からの朝風の俗物ぶりが再確認される総集編風味な再構成、そして希の真っ直ぐさ。ないがしろにされているけども、それでも良いとした骨折だったけども、希との再会と、自分の能力が先生にバレてい…

Sonny Boy -サニーボーイ- 第9話 この鮭茶漬け、鮭忘れてるニャ

サニーボーイ見た。犬も喋るんだから猫が喋ってもおかしくない。瑞穂は子供だから、というけどそれこそが見誤ってること。彼女は寂しがり屋なのかもしれないが、それは子供のそれとは違う思春期のもの。少しずつ大人になっている訳です。猫だと子供も産める…

Sonny Boy -サニーボーイ- 第8話 笑い犬

サニーボーイ見た。犬のやまびこの過去話。冒険やら無茶やらは若者の特権でもあると思うのですが、それをしなかったことの後悔を自分のものとして消化し、伝えるということに老境という言葉を思うのです。失敗を失敗として伝える難しさ、見栄も虚飾も排除す…

Sonny Boy -サニーボーイ- 第7話 ロード・ブック

サニーボーイ見た。蟻のモチーフから実際に蟻と同じな漂流者を描くシーン、そして長良も蟻となること、そして蟻ではないと示すこと、それによってこの世界はやはり彼が主人公であったのだと改めて提示する。それぞれがそれぞれに望む世界。蟻になるのも、神…

Sonny Boy -サニーボーイ- 第6話 長いさよなら

サニーボーイ見た。ここに来て物語が一気に動き始める。メタ構造を活かしつつもベースは長良の意思が見えるものになっているので見やすい。登場人物も増えたことは戸惑うけども、各陣営のやりたいことも見えるから構図としても理解できる。そして黒幕が校長…

Sonny Boy -サニーボーイ- 第5話 跳ぶ教室

サニーボーイ見た。先生は神ではなく悪魔というかジョーカーというかそういう立ち位置なのでは。逃避ではなく新世界を創る能力。元の世界に戻る必要性とは。それをしがらみと言うのではないか。どっちにしろ恫喝するような奴に碌な奴はいない。物語が複雑す…

Sonny Boy -サニーボーイ- 第4話 偉大なるモンキー・ベースボール

サニーボーイ見た。猿野球という寓話。世界の構築とそのきっかけ。人も、猿も、世界を作っていく。ルールを守るのも破るのも、当事者だけ。彼らの今いる世界とリンクした物語。川尻善昭さんがコンテでビックリ。そして新たな闖入者。彼女が新たなルールの制…

Sonny Boy -サニーボーイ- 第3話 下駄を履いたネコ

サニーボーイ見た。人が真っ黒になって動かなくなる事件。結局退避なんだけども、それはこの世界では許されないことなのか。漂流しても擬似的に社会性を保とうとすることは正常性バイアスと言って良いものか。怪我しても五体満足ということは暴力での支配が…

Sonny Boy -サニーボーイ- 第2話 エイリアンズ

サニーボーイ見た。インフラ的な部分の説明もあったり、能力の色々が判明したり。物々交換なら燃えない世界だけど、仮想通貨を獲得するためにはどうすれば?というか奢りで燃えないなら、そうすれば良いだけなんだろうけど、それは瑞穂の性格からしてないの…

Sonny Boy -サニーボーイ- 第1話 夏の果ての島

サニーボーイ見た。夏目真悟さんが監督を務めるオリジナル作品。江口寿史さんのデザインは新しくもありつつ古くもあるという面白い同居感。夏目さんが監督なので、想像通りに作画アニメになっていたことは満足。学校が三次元で捻じ曲がる辺りのカタストロフ…