サニーボーイ最終回見た。タイトルどおり今まで晴れていた世界が雨から始まり、無機物の羅列は現実を思わされる。その世界においては特別な存在ではなくなった長良。バイトで説教される姿は象徴的。彼が戻った理由は結局は希を生き返らせるというものだった。しかしその希は朝風と付き合っている。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2021年10月3日
所謂最近のジャンルで言えばNTRというヤツだし、本編で本人がこれでいいと見せた最後での、峯田和伸さんの歌が長良の真意みたいな感じがしてならない。でも男の強がりってそういうもんだよね。沢田研二の勝手にしやがれ、ではないけど。この辺りも強烈な現実感を思わせる。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2021年10月3日
瑞穂との別れのシーンも印象的。真ん中に二股に分かれる木を配置する意味は、これからお互いの人生は異なるという意味。同じ世界を経験したし、希は朝風と付き合っているからこの二人が付き合う、ということにしないのもリアル。これからこの二人はそれぞれで出会いがあるのだから。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2021年10月3日
青春時代はモラトリアムである。その期間にどれだけ色々な経験をするかでその後の人生も決まる。この真理をアニメとして作劇することで明確化させた手腕は見事。ただ全体的に説明をしない作品ではあったから、取っつき難いのはあったのだとは思います。もっとも最近のアニメは説明過多なのですが。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2021年10月3日
色々と考えることも多かった作品ではありましたが、描きたかった青春感という意味では全くズレはなく、真摯な作品でした。そして作画の強さ。毎回このクオリティを保てたことに称賛を。だからアニメは面白い。その気持ちを改めて。スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした!
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2021年10月3日