ふらいんぐうぃっち見た。黒猫と月気球をめぐる冒険は初期堀江由衣屈指の名盤だけど、今回は黒猫チトの冒険から始まる緩やかな日常を描いた佳作でした。特別何かが起こるわけではないけども、身近には色々なワクワクがあって、それをチトの視点、千夏の追体験、そして真琴によるネタばらしで描く。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年5月8日
この空気感の作り方が本当に素晴らしくてたまらない。意図的に真琴のくるぶしのアップを描いたのは、これから黒猫視点での話をしますよ、ということを宣言している丁寧さ。カメラの位置の置き方が良かったです。もちろんそこにフェティシズムも感じるのだけどね、黒タイツのくるぶし最高。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年5月8日
またおばあさんとの出会いも良くて、そういう部分で物語の起承転結の転という部分も描かれてあって満足。父親の朝食べられない唐揚げ?を食べられないと昼御飯でわざわざ父親に出す母親というシーンも、台詞を付けないからこそお互いの関係性が分かる良い演出でした。音楽も素晴らしかったです。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年5月8日
今回はコンテ演出が佐山聖子さんで好きな演出家だけども改めて良いなぁ、と思ったのでした。こういう作劇が見られるのもまたアニメの醍醐味。次回も期待大です。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年5月8日