ブルーピリオド最終回見た。モノローグが今回も前半多かったけども、それは己の中の自己分析的な深堀りであり、自分が何者でもないということを覚知する。だが、何者でもないが故に、これから自分を作ることができるもの。今回のサブタイトルが「色づき始めた自分」というのもそういう意味だろう。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2021年12月21日
演出的な意味では、長い自己分析モノローグがあったからこそ、世田介から初めて褒められたことに対して八虎が喜び涙するシーンの無セリフパートがクリティカルになる。今回はこのシーンを描くためにあったと言っても過言ではないと思う。このシーンの説得力があるから、彼が芸大に合格する話に繋がる。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2021年12月21日
合格した後の実感のない八虎と、ライブの後で落ちた悔しさに涙する桑名の対比も良い。美術室で受験の報告をした八虎のシーンも成長を感じられた部分。自分を突き詰めたからこそ、客観視が出来たのだろう。台詞量は多めだけども、丁寧な作劇でありました。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2021年12月21日
アニメ化した部分は芸大合格までを描いたので、物語としてはまだまだ途中。むしろ芸大に入ってからが重要。大学時代はどこまでも成長できる時間ではあるが、堕落する時間でもある。八虎がどうなっていくのかはまだまだ見たいところ。続編に期待しつつ。まずはスタッフの皆様、本当にお疲れ様でした!
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2021年12月21日