平家物語見た。びわと母親が再会する。しかし憧れの母は既に盲ていた。見えている内に探しに来て欲しかったというのは正直なところだろう。そうなると出来ることは祈ることだけとなる。母親が出来なかったことと、びわが平家の人達に出来なかったこと。それはリンクしている。だからびわは祈る他ない。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2022年3月10日
滅びゆく平家の者たちのために祈る。それは彼らの気持ちを語り継ぐことと同義。平家物語が生まれる理由にもなる。びわが己の生きる道を定めたエポックメイキングであり、今に平家物語が語り継がれた理由にも繋がる。びわというキャラを物語の軸に設定した意味がここにある。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2022年3月10日
一方で平家の没落を色々と描く訳だけども、象徴的なのは清経入水と敦盛の死。死をもって自由になれた二人を鳥になぞらえる演出は涙を誘う。特に敦盛については熊谷直実が武士を辞め出家するきっかけでもあったし、「人間五十年」の「敦盛」の話にも繋がる。一連の作画も見事。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2022年3月10日
木曾義仲の死だったり一ノ谷の戦い辺りは意外とあっさり。そしてついに登場する義経。秀麗な義経と豪放磊落な弁慶の対比もお約束だが良い。ついに次回は壇ノ浦。平家の滅亡をびわはどのように見るのか。まさに諸行無常。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2022年3月10日