虹ヶ咲見た。栞子、スクールアイドルになる。姉への憧れが強いが故に、自分に限界を設けていた彼女。姉ほども出来ない自分だから、役割は舞台に立つことではない。しかしその諦観は勝手に自分の限界を設定するもの。本当に自分のやりたいことは何か。その原点を思い出させる物語。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2022年5月15日
つまり栞子の現在、過去、未来、を見せる話ではあるのですが、その視点は特に彼女の立ち位置でも描かれます。最初は同好会の面々には下手に立つ彼女が、舞台の前では上手に立つ。この舞台の前に姉を更に上手に配置することで、栞子が下手にも上手にもなるという構図が面白い。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2022年5月15日
同好会の面々に対しては未来を指向し、姉との話では自身が過去として存在する。まさに栞子が生きているのが現在。だから現在どうするかを彼女が選択する物語であるし、ステージでの演出について、止まった時計が動き出すというのも当然の帰結なのでした。丁寧で効果的な演出、素晴らしかったです。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2022年5月15日