ぼっち・ざ・ろっく!見た。前半ライブ、後半打ち上げ。前半はわざと下手な演奏を収録する大変さ。そこからのひとり覚醒しての鼓舞はお約束だけど良い流れだし、この関係を続けたいという意志も感じる。大成功とは言わないまでも、初演奏は台風の中無事終了。演奏後に晴れているのもお約束。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2022年11月26日
普通はこの演奏シーンをカタルシスに持ってくるし、そういう作劇をするのかと思っていたら、むしろ打ち上げの方がメイン。ひとりの顔面崩壊は紙ヤスリで修正していたのは良いギャグ。あしたのジョーのパロディは顔が下手の方を向いているから未来志向があり生きている云々。おじさん作画も良い。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2022年11月26日
急な実写人生ゲーム、謎ところてん営業、ストゼロ引き籠もり等々、ギャグのテンポも4コママンガ原作らしいテンポの良さだけど、やはりひとりと虹夏の会話シーンが今回の全て。前々回の自販機前での会話があるから、このシーンの演出が決まる。ひとりと虹夏との立ち位置を変えるのは意図的。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2022年11月26日
虹夏は努めて明るく振る舞っていたけども、演奏が実際に乱れることからも分かるように、本当は自信もない子だし、姉のライブハウスを盛り上げたいのに実際出来ていない訳だし、この時点では落ち込むのも当然。故に一人で外で佇んでいた訳だから。そういう状態の子は下手に配置する。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2022年11月26日
一方のひとりは自分の演奏でバンドを立て直した訳だし、色々と感情は忙しいけどもこのタイミングとしては虹夏よりは上手に配置するのは正しい。そして顔への光。ここも自販機のシーンと真逆。ずっと虹夏は暗いまま。ひとりは光が当たる。そして話題がその時に秘密にしていた虹夏の夢。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2022年11月26日
こういう演出の一貫性は丁寧な仕事だし、続き物でやる意味のあるもの。そして店に入る時には、夢も明かして次を見据える虹夏を上手に配置して光を当てる。まさに未来志向の演出。そんな彼女が今度はひとりを鼓舞してタイトル回収。作画も演出もキマった会心の出来。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2022年11月26日
物語としては第一部完、といった形。バンドとして初演奏は終わり、次はどうするか。ギャグに振れても、シリアスに振れても、どちらでも楽しめそう。いやはや、今回もヤラれました、素晴らしかったです。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2022年11月26日