平家物語見た。当時の状況を説明する必要があるのでそういう台詞も多くなるのはしょうがないことだけど、それ故に後半の極力台詞を省いた落飾した白拍子たちのシーンがクリティカル。清盛に利用されるだけの女性たちの姿に切なさが。その極めつけが徳子の入水の未来である。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2022年1月22日
「また今度」という言葉は明るい未来を示すのと同時に、会えないことでの呪縛にも繋がる言葉でもある。平家は滅亡する。その残酷な未来があるにもかかわらず、良き未来を紡ぐ言葉の無残さ。まさに平家物語を通して描かれた無常観ではないか。こうした絵作りをする今作の見事さ。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2022年1月22日
後白河院の今様というと梁塵秘抄だなとか、白河院の天下三不如意のエピソードとか、そういう部分の楽しみもありつつ。物語としては時子入内まで進みました。次回は鹿ヶ谷の陰謀、平家滅亡のカウントダウンが始まります。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2022年1月22日