昭和元禄落語心中見た。今まで助六がやっていなかった人情話、しかも芝浜と自身の来し方が合致する妙味。立川流みたいな芝浜をこういう場面で使うのは素晴らしい。そして彼の未来が拓けたかと思ったらみよ吉がいて・・・。懺悔する菊比古だけどもそれを超えるのが女の情念な訳でして。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年3月26日
だから一度捨てた菊比古が戻ってきたのなら、もう二度と手放したくない。そのためには一緒に心中するしかない、という結論がみよ吉のこじらせた先の恐ろしい所なのでした。今まで明るい所にいた所から暗い所への場面転換が不安にさせているのも上手い演出。そこに助六がやって来るのがまたしんどい。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年3月26日
芝浜とオーバーラップするような展開にどうなるかと思いきや・・・。なるほど今に繋がる物語の前にこういう過去があったのか、とは思う所であるし、菊比古が背負ってしまったものの重さを見て取ったのでした。さてこういう話をした後の現在がどのようになるか。次回ラストかな、楽しみです。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年3月26日