3月のライオン見た。引退寸前の松永と零との対戦。前半はコミカルに描かれる分、後半のシリアスモードが際立つ構成は見事。格好良く負けるとか言ってても最後はやっぱり藻掻くし足掻く。それが棋士としての本能であるし、同じことを40年続けてきたからこそ染み付いたものがあるのです。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年12月10日
だからこそ絶望して将棋を辞めた姉と、何があっても引退を撤回して将棋を続けようとする松永、ここにまず棋士としての有り様の差異がある。それは突き詰めて行くと人間としての深みの差とも言えるのですが。中途半端な人生と負けてても続ける人生。なるほど姉をこのタイミングで出す理由があるのでした
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年12月10日
この松永との出会いは零にとっても反面教師である部分と憧れである部分の両者あって、なるほど苦悩している零が対戦する相手としてこのタイミングで設定する意味がありました。また一つ成長する零。出会いの重要さを改めて思わせる今回でした。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2016年12月10日