山田くん最終回見た。前半椿が振られる話。振られるために告白するというのは切ないシチュエーション。でも振られないと前に進めないということもある訳で。眼鏡をして来ないというのは直視して告白するということが出来ないということ、そして振られるダメージを軽減するということ。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2023年6月24日
眼鏡というガジェットをこういう形で使うのは上手い。それにしても山田をずっと見ていたからこそ、茜との出会いで彼が変わったことに気づいたという辺りに彼のことが好きだということも分かるし、何故彼女がFOSを始めてギルドに入ったかも分かる。茜のことを試したのだろう、山田に相応しいかを。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2023年6月24日
まさに典型的負けヒロインという立場ではあるんだけど、そんな彼女の笑顔が振られた後に自販機にぶつかった時に初めて見せた、というのも面白い。山田を安心させる笑顔。その後号泣しながら帰るのだから。嫌な奴ポジションにする話も出来たのに、良い人で話を終わらせるのは良かった。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2023年6月24日
後半は茜と山田がやっと付き合う話。茜が酔っ払わないとこの二人の関係は進まないのか、と苦笑しつつも、そういう勢いが重要だとも思う。上手いのはヒールが挟まった辺りからのカット割り、演出。情感の作り方が素晴らしい。手を繋ぐまでのシークエンスは見事。足元に注意させる伏線も効いていた。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2023年6月24日
茜の部屋の前の遣り取りはもう堪らない。自分のことが好きかと尋ねる茜に、山田が「バレたか」と答えるシーンはもう色々とズルい。この一言を言わせるために、内山昂輝さんを配役したのだと得心。でもこの後にベッド・インにならないのが純粋な恋愛劇だとは思ったりも。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2023年6月24日
エピローグも良かったです、特に桃子。喫茶店での遣り取りで横の人が震えてるのも細かいけど良い描写。最後に茜との出会いを山田視点で描くのも納得。こんな朴念仁が茜を好きになるスタートライン、結末があるから最初も生きる。余韻の作り方としても素晴らしかったです。
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2023年6月24日
ネトゲ自体の話はそれほど深くはなかったけども、色々なきっかけで変わる人間関係を上手く描いた佳作。間の作り方が好きだったし、こういう所に浅香守生さんらしさも見ました。純愛劇、楽しかったです。取り敢えずはスタッフの皆様本当にお疲れ様でした!
— 名無しボウズ (@nanashibouzu) 2023年6月24日